パウチラミネートと片面ラミネートの特徴と違い

ラミネーターにあるアイコンの説明

  • コールド
    片面ラミネートです。一般的で、低温ホットに比べると最初の定着が悪く感じるかもしれませんが、最終的な仕上がりに問題ありません。
  • 低温サポート
    片面ラミネートです。寒い環境でも熱をかけることで最初の定着、仕上がりに一定の効果を与えます。
  • パウチ
    熱をかけて両面から挟み込み、密閉します。規格サイズとロールタイプがあります。ロールタイプはカットが必要です。

パウチラミネートと片面ラミネートの違い

パウチラミネートもラミネート加工ですが、
パウチラミネート=パウチ(またはホットパウチ)
ラミネート=片面ラミネート
と、表現することがあります。また一昔前、パウチラミネートをかけることをパウチッコすると表現することがありました。パウチッコとは昔あったパウチラミネートの機械の名前だそうです。

パウチラミネートって、どういう状態のこと?

パウチラミネートって、どういう状態のこと?

パウチラミネート

パウチラミネートとは、主に小型のラミネーターで行なうことができる袋状のラミネート加工のことを言います。パウチラミネートフィルム用の、表面についている糊を熱で溶かしながら密封していきます。
左の断面図のように密封してしまうため、水などに強く防水性の面で優れていますが、規格サイズ以外には不向きな点や、大型の印刷物には対応できないなど、サイズの制限があります。 また普及サイズ(A3,A4サイズ)以外になると、機械もフィルムも若干高くなります。

片面ラミネート(主に大型機、コールドラミネート)

片面ラミネート(主に大型機、コールドラミネート)

コールドラミネーターといわれるラミネーターが、これに該当します。
ラミネートフィルムで表面に覆い、印刷物の耐久性の向上や、UVカットが含まれるのラミネートフィルムで加工することにより、屋外で使用時の紫外線による退色を防ぐことができます。 パウチラミネーターと違い、A1サイズ以上の大判出力にも対応できます。ポスター用としてA1サイズに対応するコールドラミネーターが人気なのは、そのためです。さらに、パウチラミネーターと比べて、コストがかかりません。

硬くなるパウチラミネート比べ、比較的柔らかく丸めることも可能です。

パウチラミネートと片面ラミネートの違い

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