初めての方へ
初めてラミネーターを使います。何を買えばいいですか?
初めての方へ必要なものは下記の通りです。
◆ラミネーターの場合
○ラミネーター本体
○ラミネートフィルム
○アンダーフィルム※
◆パウチ機の場合
○パウチ機本体
○パウチフィルム
※アンダーフィルムは、ラミネートをかけるものよりもラミネートフィルムの幅が広い際に必須となってきます。
使い捨てになる部分ですが、ラミネートフィルム幅によっては必ず使うものになりますのでご確認のうえお買い求め下さい。
小型パウチラミネーターの機械で、同じサイズでも金額が違うのは何故ですか?
小型ラミネーターの金額の違いは、性能の違いだと思ってください。
値段が違う理由として、大きく変わるのはローラーの本数とウォームアップ時間です。
ローラーの本数は2本、4本、6本とあり、本数が多いほど綺麗にラミネートをかけることができます。
ただし、比較すると2本で行ったものより6本でラミネート加工したものの方が綺麗というだけで、2本のローラーでも十分綺麗にラミネート加工できます。
また、ウォームアップ時間は起動にかかる時間や、連続してラミネートをかけることができる時間をさしています。
小型のラミネーターは熱でラミネートをかけることになる際、どうしても持続して熱を保つことが難しくなります。
そのため連続してラミネートをかける場合は、十分温度に注意しないと、温度が不十分の際はラミネート加工がうまくいかず、白くなってしまいます。
ラミネーターってなんですか?
ラミネーターとは印刷物や写真などをキズや退色等の劣化から守る為に薄い透明なフィルムを貼るための機械です。
1300幅までラミネートできるものからカードサイズ用の小さい物までサイズも豊富です。
ラミネートフィルムってなんですか?
ラミネートフィルムとは印刷物や写真などをキズや退色等の劣化から守る為に薄い透明なフィルムです。
ラミネーターがそのラミネートフィルムを貼る機械になります。
1300mm幅までラミネートできるものからカードサイズ用の小さい物までサイズも豊富です。
ポスターでいうB0サイズの大きさが1030mm幅ですので、B0ポスターでも楽々ラミネートできる大きさです。
フィルムには、表面質につや無し(マット)や、つや有(グロス)などの種類があり、耐久性だけでなく印刷物への質感向上などのためにも利用されます。
また、診察券などによく使用されるラミネートは俗にパウチラミネートと呼ばれ、熱によりフィルムを溶かしてくっつけます。
冷えると硬化するので折れにも強くなります。
アンダーフィルムとはなんですか?
ラミネート対象物がラミネートの幅よりも小さい場合、オーバーした部分のラミネートの糊がローラーに残らないようにするための紙です。
ロールでラミネートを使用する場合は、ほぼ必要ですので同時にお買い求めいただければと思います。
実際にラミネーターを見れますか?
システムグラフィのラミネーターならお見せする事が可能です。
メーカー品に関してはお問合せくださいませ。
また、ご来社していただける場合でも事前に日程等のご連絡を頂きたいと思いますので、よろしくお願い致します。
ラミネート加工テストをしてもらえますか?
弊社にて加工したサンプルもございますし、お客様からお送り頂いたメディアをラミネート加工する事も可能です。
お問合せフォームなどでご依頼くださいませ。
全般
ラミネート加工って何のためにしますか?
基本的には、印刷物の保護のために行います。
色落ちや摩耗を防いで、印刷物が長持ちするようにしたり、耐水性や耐久性をあげて、屋外でも使用できるようにします。
また、美観上げるためや高級感を上げる等の、見た目に配慮した使用方法もございます。
コールドラミネーターとホットラミネータの違いはなんですか?
ラミネーターにはコールドラミネーターとホットラミネーターの2種類がございます。
コールドはヒーター無し、ホットはヒーター有りを意味します。
ヒーターがあるホットラミネーターの場合、熱によりフィルムについている糊が柔らかくなり、通常より、印刷物への密着度が高くなります。 しかし、現在市販されているラミネートフィルムの糊であればコールドでも十分に密着するため、最近ではコールドラミネーターのみご使用される方が増えています。
ホットラミネートにはパウチ加工ができるものがあります。
こちらはパウチホットラミネーターとも言われ、一般的にラミネート加工をされる方には、こちらの方がなじみ深いと思います。
ラミネートをした後、ラミネートは剥がせますか?
ラミネート加工を行った後は、コールドラミネートフィルム加工でも、ホットラミネート加工でも剥がすことはできません。
仮に剥がすことができたとしても、コールドラミネートは糊を圧着してラミネート加工しているので、
剥がした後は汚くなります。
ホットラミネート加工の場合も同様に、ラミネートが加工物に圧着していますので、剥がすことはできません。
コールドラミネートと、ホットラミネートはどのくらいの厚さまで対応できますか?
対応厚はラミネーターによって変わります。
ホットパウチラミネーターの場合は、加工物を両面で挟み込んで密閉するので、
0.5mm幅までのものならば、パウチ加工ができるとされています。
コールドラミネーターの場合は、パウチ加工のように両面を挟むわけではないので、
ある程度の厚さまでラミネート加工をすることができます。
お客様がお使いのラミネーターで確認してみることをおすすめします。
どんなものがラミネート加工できますか?
パウチラミネートの場合ですが、熱に弱いものは加工できません。 ×:ガラス、タイル、プラスチック コールドラミネートの場合は基本的にラミネート加工できます。 それ以外のものは一度ラミネートできるかお試しになってから、ラミネート加工を行ってください。
屋外に出しておくと、紫外線で色が薄くなってしまいます。
ラミネートをかけて紫外線をカットすることはできますか?
紫外線をカットするラミネートフィルムがございます。
UVカット加工と表記されている、長期用のラミネートフィルムは屋外でも対応可能です。
UVカット加工がされているラミネートフィルムはこちらになります。
ラミネート加工をするとしわになります
水分の多いもの、油分が含まれているものは、圧着がうまくいきませんのできれいにラミネートされない可能性がございます。
インクジェットで印刷されたものは、パウチラミネート加工の場合、すぐにラミネート加工を行うと、
シワになる原因となるので、印刷後よく乾燥させてからラミネート加工をしてみてください。
コールドラミネート加工では、インクジェットで印刷された加工物に対しても一般的に問題はないといわれておりますので、
気になるようでしたら、コールドラミネート加工をおすすめ致します。
長期ってどのくらいですか?
商品にもよりますが、通常3〜5年と言われています。
使用環境によっても異なりますので、保証値というわけではございません。
オススメのラミネーターはありますか?
用途にもよりますが、電動タイプだとGCL-650/1600がオススメです。
全自動タイプですと、Lami-Saurus、IKO-650EM、RSC-2702などが人気です。
全自動タイプをお考えの場合は一度お問合せいただけますと、より正確なご案内をさせて頂けます。
商品はこちらからご確認くださいませ。
◆電動タイプ
○
GCL-650
○
GCL-1600
◆全自動タイプ
○
Lami-Saurus
○
IKO-650EM
○
RSC-2702
パウチラミネーターの仕様について
ローラーの数とは?
小型ラミネーターにあるローラーの数は2本、4本、6本の3種類あります。
ローラーの数が増えるほどラミネートの仕上がりが綺麗です。
ただし、比較するとわかるということであり、2本のときも仕上がりは十分綺麗ですのでご安心ください。
対応フィルム厚とは?
対応フィルム厚とは、対応しているパウチフィルムの厚さになります。
一般的に使われるのが、100ミクロンのパウチフィルムで、業務用などでも使用される少し厚めのものが150ミクロンです。
それ以上の厚さでは、250ミクロンに対応しているものもありますので、用途に応じてお買い求めください。
パウチフィルムの速度について
パウチフィルムの速度は一般的には可変式です。
早いものは大量使用に向いていますが、大量にパウチする場合は温度にお気をつけ下さい。
温度が足りなくなると、ラミネートが加工が汚くなります。
消費電力の違いは?
基本的に気にしなくて結構です。
消費電力が影響するのは、対応ラミネート厚とウォームアップタイム、そして連続使用する場合です。
対応ラミネート厚やウォームアップタイムを見ていただければと思います。
パウチラミネートをきれいにする方法はありますか?
パウチラミネートをきれいにする方法としましては、できるだけ余白部分を少なくすることです。
ですので、A4フィルムをご使用になられる場合は、A4サイズのものの加工物が一番きれいにラミネートできます。
A4フィルムでそれよりも小さいポストカードサイズを加工する場合などは、
紙のない部分がローラーに巻き込まれてラミネートがきれいにできない、機械が故障する可能性が高くなります。
巻き込まれないようにするには、余白部分に捨ててもいいような小さな紙を挟むことで、
それをある程度防ぐことができます。
そのあとは、ラミネートの必要な部分だけをカットすれば問題なくご使用なれます。
※ラミネートをかける前にラミネートフィルムをカットすると、
カットした部分の糊がローラーにつき、巻き込みや故障の原因となりますのでおやめください。
パウチラミネーターでラミネートすると波うちが発生します
挟み込んでいる印刷物、加工物が薄い可能性があります。厚手のもので一度お試しください。
またラミネートフィルムが薄い場合があります。その際は、ラミネートフィルムを厚めのものを試してください。
温度が高い場合も考えられますので、一度少し温度を下げてラミネートしてみてください。
コールドラミネートについて
コールドラミネートに、パウチフィルムのような耐水性はありますか?
コールドラミネーターでラミネートしたものに、しわができるのですがどうしたらいいですか?
シワにならないように圧着させてもシワができる場合、二つの原因がか考えられます。
一つ目は、ラミネートフィルムの糊によってシワに見える場合です。
数日間は、ラミネートフィルムの糊が加工物に残り、シワのように見えるときがあります。
糊によるシワは数日間置いておくことで抜けますので、心配いりません。
二つ目は、コールドラミネートは、ラミネーターを通して圧着させるものですので、多少の擦り等がございます。
特に黒い印刷物を通されたときに目立ちます。 これは製品の仕様上必ず起こるものですので、ご了承ください。
気になるようでしたら、グロスラミネートよりもマットラミネートをお使いいただくか、
表面が固いラミネートをお使いいただくことをおすすめします。
コールドラミで両面貼ると防水機能はありますか?
両面から貼ったのち、ミミを残していただけば密封した状態にはなります。
ただし、両面から片面用のフィルムで挟み込んでいるので反る可能性がございます。
ホットラミネートについて
ウォームアップタイムとはなんですか?
ウォームアップタイムとは、使用できる温度に達するまでの時間のことを言います。
ウォームアップタイムが短ければ、温まるまでに要する時間が短いということですので、すぐ使用できる状態になります。
ただし、パウチラミネーター等は温度が高い状態で使用する機械ですので、温度が低い状態ですと仕上がりが汚いものとなります。
業務用として、短い機種ほど連続使用に適しております。
ホットラミネートで、ラミネートをかけると印刷物が白っぽくなるのですが、どうしたらいいですか?
温度不足によって印刷物が白っぽくなっている可能性があります。
逆に温度が高すぎると平滑性が損なわれたりしますので、機械の温度を調整してみてください。
パウチラミで屋外に掲載出来ますか?
掲載する事は可能ですが、UVカット加工がされているフィルムが現在ございませんので、長期間の掲載には向きません。
密閉されているので、防水機能はあるので、雨天時の短期用と考えていただければと思います。
お支払い、納期について
納期について
納期は商品ごとに異なります。
◆大型ラミネーターは
銀行振り込み確認後約1週間〜10日程度
◆小型ラミネーターは
銀行振り込み確認後3〜4営業日程度
代引きの場合は注文後3〜4営業日程度
◆パウチフィルムなどの注文は
銀行振り込み確認後1〜2日程度
代引きの場合は2〜3日程度
◆ラミネートフィルム
銀行振り込み確認後1〜2日程度
代引きの場合1日〜2日程度
ただしいずれの場合も弊社、もしくはメーカーに在庫がある場合になります。
配送について
配送方法は?
◆配送業社について
配送業社はラミネーターの機械によって異なります。
弊社指定の配送業社になりますので、ご了承ください。
◆配送方法
また、ユーボンの中型〜大型ラミネーターは配送方法を選んでいただく必要があります。
加工について
ロールメディアのスリット加工は出来ますか?
インクジェットメディアまたはカッティングシート等ロールメディアのスリット加工も承ります。
その際別途、下記スリット料金がかかります。
◆スリット加工料金例
-------------------
スリット加工場送料: 1,000円+税
メディア1本につき
1スリット目: 1,500円+税
2スリット目以降: 500円+税/1スリット
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※ただし、商品によっては別途かかる場合があります。
事前にご確認いただけますと確実です。特に2500幅のスリットは別途加工料がかかります。
基本の場合、最低料金が2,500円+税 となります。
その他メーカー品に関しては価格が前後しますので、ご了承くださいませ。
金属板へのラミネートはできますか?
コールドラミネートもホットラミネートも可能でございます。
ですが、ホットラミネートの場合は厚みの関係で、ラミネート加工自体ができない可能性がございます。
ラミネーターでマスキング貼りは出来ますか?
可能です。
ガラスや液晶などの壊れやすい製品をローラーに通す場合は、破損にお気を付けください
保証について
メーカー保証や、自社独自の保証はありますか?
機械に関してはメーカーによります。
一般的に、6ヶ月無料保証期間、または1年の無料保証期間がついている商品が多いです。
気になる場合は一度ご相談ください。
ラミネーターの修理はしてもらえますか?
弊社のラミネーターであれば修理、メンテナンスの対応をさせて頂きます。 保証期間外の場合、有料にての対応になりますが、ご了承くださいませ。
おすすめ商品について
ポスターを作成したいのですが、おすすめのラミネーターはありますか?
ポスター制作ですと、一般的なポスターサイズのA1サイズに対応したラミネーターがよろしいかと思われます。
それですと、こちらでA1サイズ対応のラミネーターをまとめた商品ページがございますので、
こちらをご覧ください。
A1サイズ対応ラミネーター特集ページ